Anicallは、2014年３月誕生のまだまだ発展途上の会社です。　動物の行動解析への取組は、もともと畜産分野での牛の行動解析や非破壊測定技術への研究が基礎となっています。　2013年に着手以来、センサーの開発、システム構築、サービス内容の検討と、あっという間に時間が過ぎて行きました。　2014年春にAnicallとして事業化に着手してからは、犬・猫たちも研究に参加し、Anicallのサービス概要が固まり、センサーやタグの開発に取り組んで来ました。　しかし、もともとハードウエアメーカーではないので、開発チームは、システム構築では苦労の連続でした。　当初予定よりも開発に時間を要したものの、ようやく2015年３月にサービス開始まで到達しました。　現在は、Anicallシステムの実用試験とインターフェース改良の為、多くの動物たちと飼い主の方々の力をお借りし、また北海道では酪農家のご協力を得て、個体管理システムの実証改良に取り組んでいます。

動物たちの声をインターネットを介して人につなぐ・・・。　「すべての動物にインターネットを」は、Anicallの設立時の会社理念として定めたものです。　現在も開発チームは、毎日犬・猫たちと一緒に仕事をしながら開発に取り組んでいます。　机の上を歩き回り、キーボードを踏んでしまうネコ、センサーをかみ砕いてしまった犬たちなど、笑えない話しも沢山ありますが、開発に取り組む社員はイヌ派、ネコ派それぞれに、皆動物が大好きです。

Anicallは、これから「すべての動物にインターネットを」の理念を元に、行動解析、センサーの小型化など、継続した改良、開発に取り組みます。　でもAnicallは、まだまだ小規模な会社です。　有能な技術、知見をもたれている世界中の方々と協力・協調する事で、より迅速に開発を進める事ができると考えています。　一緒に動物と人のコミュニケーションネットワークを構築する為に、皆様の力を貸してください。

株式会社Anicall
代表取締役　塙　章